ペトプロの運営をしている上井です。
このコラム記事では、ペトプロが目指すサービスとその価値について言及していきたいと思っています。
読んでいただきたい対象の方は、下記の通りです。
- ペットビジネスに興味をお持ちの事業者の方(新規参入、もしくは事業拡大)
- 副業先を探している獣医師免許を保有している方(なんらかスキルがあると更に◯)
目指すサービスとその価値
結論、ペトプロの目指すサービスとしては、主に下記3つであると考えています。
事業者様向け
- 獣医師やマーケティングに優れたコンサルタントによるペットビジネスの成功確度を高めるための各種サポート(開発、研究、OEM、マーケティングなど)
- 獣医師の視点から良いプロダクトやサービス/プロダクトに向けた監修
獣医師免許を保有している方向け
- 自分のスキルを最大限発揮できる場所の提供(活躍の場を広げてもらう)
ペットビジネスに興味をお持ちの事業者の方に対して、獣医師だからこそできるサービスを提供いたします(ペットビジネスの成功確度アップ、他社との差別化)。
また同時に、獣医師免許を保有している方の活躍できる場の提供(活躍の場を広げる、スキルを最大限発揮)も目指しています。
昨今のペット市場について
近年、ペットの家族化に伴い、ペット関連の事業領域では、多くのサービスやプロダクトが発生しています。
ペットフードやペット用品といった必需品に加えて、嗜好品の部類に属するようなサービスが出てきています。
新興市場の拡大に伴い、他業種の資本のペット市場への流入することで、市場規模が拡大することは大変結構なことだなと思います。
一方で、この市場が特殊な点は、購入する対象(ペットオーナー)と利用する対象(ペット)が同一ではないという点です。
私はよく、学習塾に近いと言っています。
介在価値とされる部分は、本来成績向上をさせるために必要な要素となる指導ノウハウなどです。しかし、実際には、購入者は利用者の親御さんとなりますので、極端な話、親御さんが納得してしまえば、大したサービスやプロダクトを提供していなくても売れてしまいます。
営利企業が効率的にマネタイズしようとした結果ですし、一定仕方がありません。
しかし、本来は利用者にとっての介在価値の最大化を目指すことが、収益拡大に直結すべきであり、また、利用者もそういったビジネスを応援していくべきだと考えています。
ペットビジネスにおいても同様です。
もちろんペットオーナー目線は大切ですが、ペットにとって本来的に良いサービスやプロダクトを広めていきたいですし、結果的に収益がついてくるようなビジネスモデルを企業様と一緒に目指していけると良いと思っています。
業界内の成功事例
例えば、猫用見守りトイレ、「Toletta」は腎疾患が多い猫用のIoTトイレで、尿量や尿回数などを自動で記録してくれるトイレです(弊社は開発に無関係です)
腎疾患になった際に、猫は「多飲多尿」などの症状がでることが多いため、このトイレを使用すると早期に気づくことができるわけですね。
ペトプロでのクライアントご支援事例はこちら
獣医師とマーケターの両視点で新規事業の成功率を上げる
上記のようなビジネスを作っていくために、当然、我々獣医師の知識やスキルを利活用していくべきだと考えています。
企業様とお話ししていると、やはり獣医師の存在感は大きい一方、どちらかというと「とっつきづらい職人」のようなイメージなのかなと感じます。
時代は令和ですので、業界の垣根を超えるような獣医師でありたいと思いますし、そのような働き方を提案していきたいと考えています。
ペトプロでは、獣医師コンサルタントのメンバーが4名在籍しております。
また、一般社団法人獣医フリーランス協会と提携しており、専門性の高いスキルを持つ獣医師が、事業展開を伴走支援させていただくことが可能です。
今後も、業界にこだわらずに活躍の機会を探している獣医師の方を募集して参りますので、ご興味がございましたら下記から是非お問い合わせください!
また、ペトプロには、獣医師以外にもビジネスを成功させる上で必須なプレイヤー(主にマーケター)も在籍しています。
他業種企業が持つ豊富なリソースを、獣医師、マーケターの両視点から有効活用することで、新規事業の成功率をできうる限り上げていきたいですし、それによって市場が拡大していくことで、健全に成長していくことを期待しています。