ペット介護施設の収益を上げるためには、認知度や集客の向上が重要です。
ペット介護施設の運営に必要な第一種動物取扱業・譲受飼養業の届出状況は、年々増加しています。
譲受飼養業の登録件数は平成25年の20件に対し、令和2年4月1日では178件とおよそ9倍です。
登録件数が増加するということは、ライバルとなる企業が増え、競争が激化していることを意味します。
収益拡大のためにはwebも活用して、認知度・集客アップを目指しましょう。
本記事では、ペット介護施設のweb集客方法と集客事例について紹介します。
ペット介護施設のweb集客方法
ペットホテルのweb集客方法は主に以下の5つです。
- ホームページ開設
- ホームページ・ブログ・メディアで情報発信(SEO対策)
- SNS運用(X、Instagram、TikTok、YouTubeなど)
- web広告運用
- GoogleマップでMEO対策
ホームページ
web集客を行うために、まずはHPを開設しましょう。
ホームページで見込める効果としては、
- 多くの人にペットホテルの存在を知ってもらえる
- HPがあるということで、ホテルの信頼性につながる
- ペットホテルへの予約・問い合わせの増加
- SNS等で拡散されることで更なる集客が見込めること
などが挙げられます。
参考:ライオンペット株式会社
SEO対策
HPの開設時には、同時にSEO対策を実施することが大切です。
SEO対策とは検索エンジン最適化のことを言います。
HPが検索上位に表示させることで、ニーズの高いユーザーからの認知、集客に繋がります。
具体的には、Googleなどの検索エンジンで検索上位に表示されるよう、HPの構成や記述内容を調整することです。
参考:ユニ・チャームペット
SNS(X、Instagram、TikTok、YouTubeなど)
SNSの運用では自社の公式アカウントを作成し情報発信をすることで、ブランディングや認知拡大、フォロワーからの口コミを獲得することができます。
集客には
- X(旧Twitter)
- TikTok
- LINE
- YouTube
などのSNSが使用されるケースが多いです。
参考:いなばペットフード
- Facebook:https://www.facebook.com/inabapetfood/
- Instagram:https://www.instagram.com/ciao_campaign/
- X(旧Twitter):https://twitter.com/inaba_campaign
- YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCJZGrb_MHF3lhQqjhfDh1aA
SNSは基本的に無料で利用できるため、自社で運用する場合には費用は掛かりません。
しかし、SNSには炎上リスクや長期的な戦略の必要性があるため、運用を専門家に委託するケースもあります。
SNSの運用を代行する場合、依頼する内容や業務量によって変動しますが、月額10万〜50万円程度が費用の相場です。
web広告
※画像引用元:Yahoo!
※画像引用元:記事広告(Google検索)
web広告とは、インターネットを通じて配信される広告全般を指します。
ペットホテルの集客にweb広告を利用するメリットは、主に以下の4つです。
- テレビ広告や新聞などのマスメディア広告と比べて安価
- ターゲットを絞って広告を配信することができる
- 閲覧数やクリック数など、広告の効果をほぼリアルタイムで確認できる
- 分析結果をもとに、広告の修正や変更が簡単にできる
MEO対策
トリミング&ペットホテルSOPRA(ソプラ)六本木店
Googleマップでの情報表示とMEO対策も認知拡大を期待できるweb集客方法です。
MEO対策とは、地図エンジン最適化のことで、登録した店舗情報をGoogleマップで上位表示させるための施策を指します。
MEO対策を行うメリットは
- 地域のユーザーに見てもらいやすいこと
- 来店意思の高いユーザーに届きやすいこと
- 住所・電話番号・営業時間などの情報を提供できること
- クチコミを得ることで店舗の信頼性を高められること
などです。
登録は無料であるため、MEO対策を自社で行う場合には基本的に費用は掛かりません。
ペット介護施設でwebを活用した集客事例
次に、ペット介護施設でwebを活用した集客事例について紹介します。
- Xやインスタなど複数のSNSを運用し、集客に繋げる老犬介護ホーム
- 「東京都×ペット介護」で検索上位を獲得、SNSの運用も行うペット介護施設
- HP・SNS・広告を同時に運用、集客を行う高齢犬の介護施設
事例1:HPと広告運用を同時に行い、集客を行う猫専用ペットホテル
※画像引用元:ペットケアサービスLet’s
東京都江戸川区にあるペットケアサービスLet’sが行うWeb集客方法は以下の4つです。
- HPの運用
- SEO対策
- MEO対策
- SNS運用
ペットケアサービスLet’sではSEO対策により
- 「ペットケアサービスLet’s」で検索1位
- 「東京都江戸川区×ペット介護施設」で検索1位
- 「東京都×ペット介護」で検索上位
を獲得しています。
またMEO対策にも成功しており、Googleマップでも「東京都×ペット介護」の検索1位です。
複数のweb集客方法を同時に行うことで、認知拡大や持続的な集客に繋げていると言えます。
ペットケアサービスLet’sは現在、以下の2つのSNSを公開中です。
- Facebook:https://www.facebook.com/share/m65VSTTFRZFN6tQi/?mibextid=LQQJ4d
- Instagram:https://www.instagram.com/petcareservicelets?igsh=b3JlcmVnZDgybWFu
事例2:「東京都中央区×ペットホテル」で検索上位を獲得し、高評価のクチコミを集めているペットホテル
※画像引用元:シニアDOGハイム
シニアDOGハイムは東京都足立区にある高齢犬専門の介護施設です。
こちらのペット介護施設ではリスティング広告を掲載しています。
シニアDOGハイムの広告は
- 「東京都×ペット介護施設」
- 「シニアDOGハイム」
といったワードの検索画面に表示されるため、ペットの介護施設を探している人に対して効果的です。
また、以下のワードにおいて検索1位を獲得しており、HPのSEO対策にも成功しています。
- 「シニアDOGハイム」
- 「東京都足立区×ペット介護施設」
- 「東京都足立区×高齢犬」
現在、シニア DOGハイムではInstagramも運用中。
介護施設の中で過ごす犬の様子を発信することで、利用者の安心感を高め、問い合わせや予約の増加に繋がるでしょう。
事例3:インスタやLINEなどSNSを活用し、集客に繋げているドッグリゾートホテル
※画像引用元:レックスランド
埼玉県越谷市にあるレックスランドはHPとSNSで集客をしています。
HPでは施設へのアクセスやお知らせ、利用の流れや料金などを掲載しています。
また、SNSでは複数のアカウントを同時運用していることが特徴です。
- X:https://x.com/rexland_rex
- Instagram:https://www.instagram.com/rexland_rex?igsh=MWY2ejNzb3pvMnBlbg==
- Facebook:https://www.facebook.com/share/Fjt8AnxCtucZuUfL/?mibextid=LQQJ4d
SNSを利用してペット介護施設内の様子や動物の写真、動画を定期的に投稿することで、信頼性や親近感につながるでしょう。
まとめ
ペット介護施設におけるweb集客の方法と活用事例について紹介しました。
webを活用することで、自社の情報を時間や場所の制限なく、認知してもらうことが可能となります。
web集客を成功させるためには、どういった施策が自社に向いているのか?最適なものを見つけて実施しましょう。
ペトプロでもweb集客のお手伝いができます。
お気軽にご相談ください。