【ペットおやつの監修について】ご相談や依頼受付中!現役獣医師が監修

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コロナ禍での在宅時間の増加やペットの長寿化・健康志向をきっかけに、ペットのおやつ習慣が広がっています。

実際に「ペットにおやつをあげますか」というアンケートでは、84.7%の飼い主があげると回答しました。
※参照元:ペットにおやつをあげすぎると寿命が縮まる?!【ペット保険ステーション】(PR TIMES)

ペットおやつの監修では、商品を製造・販売する際に、獣医師や大学、管理栄養士といった専門家から商品の確認やアドバイスを受けることができます。

監修をつけることで、自社商品をより魅力的なものにすること期待できるでしょう。

この記事では、ペットおやつに監修をつける理由とメリット、獣医師の監修をつけた商品例や流れについて解説します。

ペットおやつに監修をつける理由とメリット

  • 獣医学的知見に基づいた栄養設計が出来ること
  • 商品の安全性を担保できること
  • 商品のブランディングが可能なこと

まずはペットおやつを製造開発・販売する際に、獣医師や専門家の監修をつける理由とメリットを3つ紹介します。

獣医学的知見に基づいた栄養設計が出来ること

ペットおやつに監修をつける理由とメリットの1つ目は、獣医学的知見に基づいた栄養設計が出来ることです。

ペットおやつはペットフードやペットサプリメントと同様に、ペットフード安全法の対象となっています。

ペットフード安全法とは、ペットフードの安全性を図り、ペットの健康保護と動物の愛護に寄与することを目的とした法律です。

この法律では、ペットフードの成分規格や製造の方法等についての基準を定めており、ペットおやつの開発・製造の際には準拠が求められます。

※参照元:ペットフードの安全確保のために(農林水産省)

また、ペットおやつの開発では下記のような健康リスクを減らすために、栄養カロリーの設計にも注意が必要です。

  • 塩分過多
  • リン・脂質・糖質過多
  • カロリーの摂取過多
  • 必須栄養素の欠乏

そのためペットおやつに獣医師の監修をつけることは、商品の栄養設計をする上で大きなメリットであると言えます。

商品の安全性を担保できること

ペットのおやつ選び意外な盲点「おやつランキング1位の◯◯◯」も実は危険?【ペット保険ステーション】

※画像引用元:ペットのおやつ選び意外な盲点「おやつランキング1位の◯◯◯」も実は危険?【ペット保険ステーション】

ペットおやつの監修では、商品の安全性を担保することも可能です。

2023年に行われた犬・猫の飼い主へのアンケートにおいて、おやつを選ぶ基準の回答として1番多かったのは安全性でした。

安全性の高いペットおやつを作るためには、製造過程での分析・検査が欠かせません。

ペットおやつの製造時には、例えば以下のような検査が行われています。

検査名内容
官能検査五感を使って、原料の色や匂いなどを確認する検査。
原料の栄養成分検査原料の水分、タンパク質、脂質、粗繊維、灰分を測定する。ペットに適切な栄養成分が含まれているかを確認する検査。
粒の物性検査ペットフードの粒や厚さを測る検査。ペットが食べやすい大きさ、形になっているかを確認する。
安全性検査サルモネラ菌など有害な微生物がいないか、衛生面の検査。有害物質が入り込まないよう原料の段階からチェックし、安全性を確保する。
※参照元:ペットフードの適正製造マニュアル(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課)

製造時の検査が不適切な場合には、ペットの健康に影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。

過去には、実際に日本でもペットおやつによる病気の発症や死亡事例もあります。

事例参照元
中国産ジャーキーが原因と考えられる腎臓病の発生Acquired Fanconi syndrome in two dogs following long-term consumption of pet jerky treats in Japan: case report(Akira YABUKI)
犬・猫用おやつによるサルモネラ菌の感染ペットフードから「サルモネラ菌」、14匹死亡か 食品ではなく「生活用品」扱い(J-CASTニュース)

一般的に獣医師といえば動物のお医者さんをイメージすることが多いですが、食品中の有害微生物や化学物質の検査・同定、食中毒の原因究明といった食品衛生分野も獣医学の範疇です。

そのため、ペットおやつの監修では商品の分析・検査について、獣医師からの助言や確認を受けることもできます。

商品による健康リスクは企業の信頼性にも関わるため、商品の安全性を担保できるという点は、ペットおやつに監修をつける重要な理由です。

※参照元:Vol.11「食品」に従事する獣医師を知っていますか?(北里大学獣医学部)

商品のブランディングが可能なこと

ペットおやつに監修をつける理由とメリットの3つ目には、商品のブランディングが可能なことが挙げられます。

近年、健康的で安心・安全な素材を使用したプレミアムフードの需要増加と共に、ペットフード市場では獣医師との共同開発や監修・ 推奨が訴求されています。

この傾向はペットおやつにおいても同様です。

消費者である飼い主のニーズに応えるため、ペットおやつメーカー各社は、種別や年齢別に特化した商品や機能性に配慮した商品を展開しています。

※参照元:【ペットケア特集】付加価値商品で市場活性化、コスト高や動物愛護法に伴う課題も(日用品化粧品新聞)

獣医師監修のペットおやつの例

次に、実際に獣医師の監修をつけたペットおやつの例を3つ紹介します。

  • グレインフリーの無添加おやつ
  • 獣医師と共同開発した歯みがきガム
  • デンタルケアもできる猫専用おやつ

①獣医師と共同開発した歯みがきガム

獣医師と共同開発した歯みがきガム

※画像引用元:PETKISS食後の歯みがきガム小型犬用

PET KISS 食後の歯みがきガム小型犬用は、ライオンペット株式会社が販売している歯みがきガムです。

こちらの商品は、獣医師と共同開発したギザギザねじり形状により、犬の歯についた歯垢を除去することができます。

また、実際に歯垢モデル除去試験を行い、5回噛むと歯垢が落ちることが確認されました。

②デンタルケアもできる猫専用おやつ

デンタルケアもできる猫専用おやつ

※画像引用元:ピュアピューレデンタルケア(uniam)

uniamが販売するピュアピューレは、日本獣医皮膚科学会認定医が監修する猫専用のおやつです。

この商品には以下のような特徴があります。

  • 着色料、香料、保存料無添加。国産食材を使用。
  • 栄養バランスや食材、食感や香り、パッケージデザインに至るまでを獣医師が共同開発。
  • 世界中で研究されている口腔環境ケア成分配合。

③グレインフリーの無添加おやつ

グレインフリーの無添加おやつ

※画像引用元:Natural Chips

Natural Chipsは、Vet’s Laboが販売する一口サイズのチップスジャーキーです。

獣医師が開発した添加物不使用のおやつであるため、安心してペットに与えることが出来ます。

1種類の素材のみを使用しているため、小麦など穀物が合わないペットや食物アレルギーのペットでも手に取りやすいです。

ペットおやつ監修の流れ

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ペトプロは経験豊富な獣医師がクライアントのビジネス全体をサポートし、製品企画から研究、マーケティングまで一気通貫でご支援します。

ペットサプリ監修に関するお悩み・ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

以上、ペットおやつに監修をつける理由とメリット・注意点や流れについて解説しました。

ペットおやつに監修をつける際には、監修の経験・実績のある専門家に依頼することで商品の信頼性や権威性を高めることがポイントです

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Toshiyuki Uwai
ペトプロ代表

獣医師免許保有。
企業動物病院の現場マネジャーを3病院で経験。
現在は、動物に関係する教育・人材・webマーケ事業などを展開中。