【ペット商品の監修について】ご相談や依頼受付中!現役獣医師が監修

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近年、ペットの健康やペットとの暮らしの充実を考える飼い主が増加しており、ペット商品に対するニーズも細分化・多様化しています。

ペット商品の監修では、商品を製造・販売する際に、獣医師や動物看護師、大学といった専門家から商品の確認やアドバイスを受けることができます。

監修をつけることで、自社商品をより魅力的なものにすること期待できるでしょう。

この記事では、ペット商品に監修をつける理由とメリット、獣医師の監修をつけた商品例や流れについて解説します。

※参照元:ペットビジネスに関する調査を実施(2024年)(株式会社矢野経済研究所)

ペット向けに販売されている主な商品

現在ペット向けに販売されているのは以下のような商品です。

ペットケア用品ペット生活用品
猫砂トイレ
トイレ用シーツ
オムツ
ペット用トイレタリー
しつけ剤消臭剤
脱臭剤殺虫剤
防虫剤シャンプー類
イヤークリーナー
デンタル用品
首輪
胴輪
引紐ベッド
マット
ヒーターケージ
サークル
ゲートキャリーブラシ
クシ食器
給水器
玩具
衣類
家庭用ペットバリカン
※参照元:ペットフード・用品の市場を調査(株式会社富士経済)

ペット用品メーカー各社が高付加価値商品の開発や新市場の開拓を進めている状況であるため、ペット商品に監修をつけることはブランドイメージや権威性の向上など、大きな強みになると言えるでしょう。

ペット商品に監修をつける理由とメリット

  • 商品の安全性を担保できる
  • 競合との差別化につなげられる
  • 商品のリスク低減を図ることができる

まずは、ペット商品に獣医師や専門家の監修をつける理由とメリットを3つ紹介します。

商品の安全性を担保できる

ペット商品に監修をつける理由とメリットの一つ目は、商品の安全性を担保できることです。

2022年に行われた犬と猫の飼い主に対するアンケートでは、ペット用品の選択基準の回答1位は安全性でした。

犬・猫の飼い主441名に聞いた「ペット用品を選ぶ基準」(株式会社ハリオ商事)

※画像引用元:犬・猫の飼い主441名に聞いた「ペット用品を選ぶ基準」(株式会社ハリオ商事)

同アンケートでは、ペット用品に人間と同程度の衛生基準を望む声が多数あり、安全性はペット商品を開発する際の大切なポイントといえます。

現在、ペット商品の安全基準に用いられているのは以下の基準です。

    など

    また、これらの基準に適合しているか確認するために、ペット商品では以下のような試験が行われています。

    試験項目試験品(主なもの)
    引張強度犬猫用リード、首輪、鎖、ワイヤー
    把手強度
    縫い目強さ
    犬猫小動物用キャリー
    犬猫小動物用キャリー
    滑脱抵抗力犬猫小動物用服、犬猫用ベッド・マット
    ファスナ強度
    耐洗濯性
    犬猫小動物用服
    犬猫小動物用服、犬猫用ベッド・マット、犬猫小動物用キャリー、犬猫用ヒーターカバー、小動物用ハンモック
    染色堅牢度(対光、洗濯、水、摩擦)犬猫小動物用服、犬猫用ベッド・マット、犬猫小動物用キャリー、犬猫用ヒーターカバー、小動物用ハンモック、犬猫用リード、首輪
    遊離ホルムアルデヒド
    有害物質含量
    犬猫小動物用服、犬猫用ベッド・マット、犬猫小動物用キャリー、犬猫用ヒーターカバー、小動物用ハンモック、犬猫用リード、首輪
    犬猫小動物用玩具、犬猫小動物用食器
    重金属含有量(合成樹脂)
    着色料の溶出
    犬猫小動物用食器
    犬猫小動物用食器
    ※参照元:犬具のJISが改定されました(消費科学研究所)

    これらの品質評価試験で安全性が認められるよう、ペット商品の開発に監修をつけることは、大きなメリットであるといえるでしょう。

    競合との差別化につなげられる

    ペット商品の監修では、競合との差別化を図ることも可能です。

    2023年に行われた犬の飼い主に対するアンケートでは、犬の飼育で困った時の相談先として、動物病院が全体の約70%を占めました。

    ※参照元:【犬との暮らし調査】犬を飼う1,640人にアンケート 約70%の飼い主が、犬の飼育で困ったら動物病院へ(共立製薬株式会社)

    ペットの飼い主にとって、獣医師は最も信頼できる相談先の1つと言えます。

    ペット商品の監修では獣医師によるリアルなコメントや製品評価を得ることができ、マーケティングに使用することも可能です。

    獣医師の監修が入ることで、商品の品質が担保されたものになり、競合他社との差別化につなげられます。

    商品のリスク低減を図ることができる

    ペット商品に監修をつける理由とメリットの3つ目は、商品のリスク低減を図ることができる点です。

    ペット用玩具やペット用シャンプー、デンタルグッズといったペット商品は、雑貨に分類され、販売時の届出は特に必要ありません。

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    しかし、実際に使用する際にはペットの口や皮膚・被毛に触れる商品であるため、商品の開発設計には注意が必要です。

    例えば、以下のようなトラブルが考えられます。

    • 歯が折れる
    • 誤飲・誤食
    • 皮膚炎

      など

      ペット商品の販売後にトラブルが生じるリスクを減らすために、獣医師の監修をつけることは大切な理由であるといえます。

      獣医師の監修をつけたペット商品の例

      次に、実際に獣医師の監修をつけたペット商品の例を3つ紹介します。

      1. 獣医師・トリマーが共同開発したシャンプー
      2. 気管に優しい犬の散歩用ハーネス
      3. 動物行動学に基づいたペットベッド

      ①気管に優しい犬の散歩用ハーネス

      気管に優しい犬の散歩用ハーネス

      ※画像引用元:気管にやさしい犬の散歩用ハーネス アニサポ ハーレスト ブラック(アニフル)

      anifullが販売する犬用ハーネスアニサポハーレストは、犬の気管に対する負担を軽減する胴輪です。

      ハーネスは、犬の気管にあたる部分が圧迫されない特殊な設計で、歩く・走る等の動作がしやすいデザインになっています。

      監修はAMC末松どうぶつ病院 獣医循環器学会認定医の末松正弘先生です。

      ②動物行動学に基づいたペットベッド

      動物行動学に基づいたペットベッド

      ※画像引用元:【2024春夏】ひんやり縁付きスクエアマット ライトブルー Mサイズ(CAINZ)

      CAINZで販売されている縁付きスクエアマットは、動物行動学の専門家である茂木千恵獣医師が監修を行っています。

      このベッドの特徴としては以下の通りです。

      • 縁の高さが高く、包容感がアップしている。
      • どの向きでも犬が快適な姿勢でいられる。
      • 出入り口の部分に窪みを設置し、足の短いペットや高齢のペットに配慮している。

      ③獣医師・トリマーが共同開発したシャンプー

      獣医師・トリマーが共同開発したシャンプー

      ※画像引用元:AFLOAT DOG VET 低刺激シャンプー 200g

      AFLOAT DOG VET低刺激シャンプーは、獣医師やトリマー、ヘアメイクアーティストが共同開発しています。

      こちらは皮膚に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合した低刺激シャンプーです。

      泡で出るタイプのため、皮膚や被毛をこすらず刺激を与えません。

      また、皮膚疾患のある犬でも保湿効果が認められており、獣医師向け雑誌でも商品紹介がされています。

      ペット商品監修の流れ

      • 問い合わせ
      • 相談・打ち合わせ
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      • 納品

      ペトプロは経験豊富な獣医師がクライアントのビジネス全体をサポートし、製品企画から研究、マーケティングまで一気通貫でご支援します。

      ペットサプリ監修に関するお悩み・ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

      まとめ

      以上、ペット商品に監修をつける理由とメリット・注意点や流れについて解説しました。

      ペット商品に監修をつける際には、監修の経験・実績のある専門家に依頼することで商品の信頼性や権威性を高めることがポイントです。

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      Toshiyuki Uwai
      ペトプロ代表

      獣医師免許保有。
      企業動物病院の現場マネジャーを3病院で経験。
      現在は、動物に関係する教育・人材・webマーケ事業などを展開中。