- 新規事業をペット業界で立ち上げたい!
- ペット業界でビジネスをしてきたが、なかなかうまくいかない…
- ペット業界での0→1はできたので、1→100を目指したい!
ペット業界でのビジネスの難しさは大きく次の2つからきていると思います。
- いい商品を作っているが、認知を取ることができない。
- 他の業界の手法をそのまま使っている。
ペット業界の顧客は犬猫ではなく、飼い主様です。
「うちの子にはこの商品が必要!」
「この商品でうちの子が元気になる!」
「日々の生活がこの商品によってよくなるはず!」
そう強く思わせる商品が”売れる商品”で、そう見られるマーケティングをしなければいけません。
今回はそんな”売れる商品”のマーケティング戦略を一緒に学んでいきましょう!
成功事例1:Furbドッグカメラ(留守番中の見守りカメラ)
※画像引用元:Furbドッグカメラ
最初に紹介するのは、Furboドッグカメラです。
Furboは、スマートフォンのアプリからお留守番中の愛犬の様子を確認できたり、話しかけたり、簡単な操作でおやつをあげることができる見守りデバイスです。
「犬の人生は大半がお留守番」
これがFurboのコンセプトです。
出かけているときにどうしているかな?という不安を払拭できる素敵なプロダクトです。
台湾のベンチャー発のこのプロダクトがいかにして売れたのか、そのマーケティング戦略に迫ります。
※参考元:Furbo
Furboのマーケティング戦略
- ブラックフライデーで通常販売の100倍売ったマーケティング戦略
セールに向けてなるべく早く顧客となりうる飼い主様を集める(リードの獲得をする)ことを徹底に行った。 - オウンドメディアでのレビュー収集にこだわり、プロダクトの最適化を図る
Amazonのレビュー数の7倍ものレビューを集め、集めた声から見えてくる改善点に基づいて改良を行った。 - UGC(ユーザー生成コンテンツ)の重要性
UGCによってユーザーへの共感力や説得力を高めることができ、SNS拡散や最終的なコンバージョンへの影響にかかわっている。
成功事例2:アンチノール®プラス(100%ナチュラルオイルサプリメント)
※画像引用元:アンチノール®プラス
続いて紹介するのは、100%ナチュラルオイルサプリメントであるアンチノール®プラスです。
- 100%ナチュラル オイル
- 関節、心血管、腎臓、神経・認知機能など、幅広く健康を維持
- 愛犬・愛猫の皮膚・被毛の健康維持
- 特別な海洋性脂質「EAB-277」が主要成分
- 薬のような副作用がなく長期使用にも安心
- 高齢の犬猫への使用や薬との併用も可能
といった多くの特徴を持つサプリメントです。
※参考元:アンチノール®プラス
なぜこんなに効果が盛りだくさんの一見怪しげなサプリメントが売れているのか、そのマーケティング戦略に迫ります。
アンチノール®プラスのマーケティング戦略
- 獣医師による研究がしっかりされていて、論文が出ている安心感
これによって、獣医師からのおすすめサプリNo.1といっても過言じゃない地位を確立しました。 - 動物病院コードによって売り上げを病院と紐づけることで、処方だけでなくオンラインショップでの購入を実現
実際に動物病院に行かずとも、自宅で購入して届く手軽さを実現しております。
成功事例3:Tolettaトレッタキャッツ(スマート猫トイレ)
※画像引用元:Tolettaトレッタキャッツ(スマート猫トイレ)
最後に紹介するのはスマート猫トイレであるTolettaトレッタキャッツです。
猫ちゃんといえば、腎臓病や膀胱炎になる子が多いですよね。
トレッタは、その予兆を極めて早く察知し、アナウンスしてくれます。
重症化する前に、動物病院に受診できるきっかけを飼い主様に与えてくれます。
※参考元:Tolettaトレッタキャッツ
トレッタは上記二例のブラックフライデーやUGCの活用、獣医師からの販路の獲得の他にも、特徴的なマーケティング戦略を取っています。
その戦略とは…?
Tolettaトレッタキャッツのマーケティング戦略
- 権威性の法則を使ったマーケティング戦略
2023年のサブスク大賞を受賞したり、世界中のペットケア製品が集まるPet Innovation Awardsにおいて猫トイレ最高峰「Litter Box Product of the Year」を受賞したりと権威性を持ちいて、猫のIoTトイレをリードしています。
まとめ
ペットビジネスのマーケティング戦略と成功事例3選はいかがでしたでしょうか?
「郷に入っては郷に従え」というように、ペット業界にはペット業界のマーケティングがあります。
ペット業界ならではの、マーケティングが出来ていますか?
正しいマーケティングをして、いい商品を飼い主様に届け、愛犬・愛猫との生活を豊かなものにしていきましょう!
皆様のこれからのペット業界での武運を祈っております。